今年の nanoblock Award 2017がありました。今回は NoLimit部門に2作品をエントリーしましたので紹介します。
まずは、「那智の滝と三重塔」です。 これは和歌山にある世界遺産の一部です。この作品は出来るだけ省スペースでいかに遠近感を出せるかをテーマに作っていて、奥行きをだすために手前の木々は幹や葉を個別に作っていますが、奥にある山の木はポッチ自身を木々として見えるように意識して緑と深緑のブロックを組んでいます。 三重塔は実際に行って外からや中から見た雰囲気を再現することを重要視して組んでみました。 三重塔の石垣は実はわかりにくいのですが、少し凝って作っています。 立体感をだすために3色のグレーを混ぜてしかも角丸を混ぜることで石垣の雰囲気を再現しています。 滝の後ろの壁についても立体感を出すために少し工夫しています。 ベージュやグレー系のニコイチブロックを使って凸凹を再現しています。 この作品は近くで見るよりも2m離れて見ると奥行きが感じられていい感じです。 もう一つの作品は「天燈鬼と龍燈鬼」です。 奈良の興福寺にある国宝です。数年前に実物を見た時から作りたいなと思っていたんですが、なかなかうまく作れなかったのですが、今回は色を付けて少しデフォルメすることでなんとか形になったかなと思っています。実際に見た像はかなり色あせているのでこの作品の色はほとんど想像ですが。 ちなみに後姿はこんな感じです。 あと、この作品を作るうえでやりたかったことは灯篭に灯を入れることでした。 ちょうど100均で見つけたLEDライトが灯篭にジャストサイズだったのでうまく中に組み込んで灯を点けることができました。灯篭にはクリアだけでなくクリアイエローも混ぜてそれっぽい色と模様を再現しました。 今回のアワードNoLimitのエントリーはこの2点です。忙しかったのとネタ不足でいつもより少なかったので次回はもっと出せるようにしたいですね。 スポンサーサイト
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nanoblock AWARD 2016で入賞しました!
それもNoLimit部門での準グランプリとプラス部門の優秀賞のW受賞です。ヽ(^。^)ノ この作品紹介記事はこちら これまでの受賞履歴は 2010 「バッタ」で優秀賞 2011 「川を渡るヌーを襲うワニ」で優秀賞 2012-2013 「ナノブロックでQRコード3D」と「ペンギン水槽」で優秀賞 2013 PHOTO 「私の町にナノワールド」で準グランプリ 2013-2014 「天空のプール」で優秀賞 2014 PHOTO 「出窓nano水族館」で優秀賞 2014-2015 「砕氷船」で優秀賞 と毎回地味に入賞はしてきましたが(ここは少し自慢)ビルドコンテストでは優秀賞しかなく、達人の称号は少し不相応かなと思っていたので、今回の準グランプリ受賞は嬉しいだけでなくほっとした部分もあります。 そして、準グランプリが優秀賞と大きく違うのが副賞です。送られてきましたよードーンと。 62cm×44cm×42cmの箱にびっしりと詰め込まれていました。 ビルダーのみなさんのモチベーションアップのためにもぜひ内容をすべて紹介します。 (私も去年まで準グランプリ以上がどんな副賞の内容か知りたかったので) まずは、クリアファイルと賞状。 クリアファイルにはいつものように今回のアワードのエントリー作品が印刷されていました。が、これまでと違うのは今回は入賞作品しか載っていないようです。個人的にはたくさん作品が載っているほうが見ごたえがあるのでいいかなと思います。 次に準グランプリの盾 ガラス製で重量感があって豪華です。大きさは18cm×12cm さてここからが副賞の紹介です。まずはポケモンシリーズ14種 モノクロシリーズも4種 次にNBCシリーズがたくさん。 次にNBHシリーズやNBMシリーズ そして豪華なNBシリーズも あと、本とベーシックセットもありました。 小さなメモ帳とボールペンも2セット プラス部門の優秀賞「ドローンを捕まえるワシ」のメダルと副賞です。 ガラス製のメダルは高級感ありますねー準グランプリの盾に負けてません。副賞はベーシックセットです。 ちょっと最近忙しいのでなかなか次の作品の制作できていないのですが、作りたい作品はあるので時間を見つけて次はグランプリを狙いたいですね。 |
アワードの締め切りから発表までまだまだあると思っていたらあっという間にその8月!!
発表までに急いで振り返ります。 今回はU200部門にエントリーした11作品のうちの「日本の昔話」シリーズの6作品です。 セットでNoLimitにエントリーさせることも考えたのですが、その当時はU200作品のネタがあまりなかったことがありそれぞれの作品をU200に収めてエントリーさせてみました。 まずは、「つるのおんがえし」です。 鶴は角丸ブロックなどを使い滑らかに羽を曲げるなど比較的っすぐに作れたのですが、苦労したのが織り機で、U200に収めるのが大変でした。ポイントは向こうに見える悪そうなおじいさんです。後ほど再登場します。 次に「かぐや姫」です。 これはかぐや姫にナノイドを使い輝いているように照明を工夫したこと、竹にクリアグリーンを節や葉に使ったところがポイントです。竹を切ったナタと切った竹も足元に配置しました。 3番目は「浦島太郎」です。 この作品は遠近法を利用して乙姫をナノイドで作り竜宮城を遠くにして亀に乗った浦島太郎を手前に持ってくることで距離感を出したつもりです。浦島の頭は関節ブロックを使い結った髪を表現してみました。 次に「桃太郎」です。 これはU200にするのにかなり苦労しました。そのため鬼の体はかなり適当になりましたが、鬼の顔の眉をハの字にしたり、犬は鬼のパンツをくわえて引っ張ったり、キジは眼をつついていたり、猿は鬼の角をつかんでいたりとその他は妥協せずに作りこんだので満足いく出来となりました。桃太郎の得意そうな口元もポイントです。少し鬼がかわいそうな気もしますが・・・ 5作品目が「花咲かじいさん」です。 桜はいつものように白ブロックにクリアピンクを重ねています。灰を撒いているようするのにクリアブロックで表現しています。地面には桜の花びらを表現したピンクブロックを少し散らしました。 最後におまけの「つるのおんがえし・・・その後」です。 これはちょっとおふざけで作ってみました。羽を抜かれて痛そうにしている鶴の顔と悪そうなおじいさんがポイントです。 本当は「浦島太郎・・・その後」も作ったのですが、また機会があれば発表します。 次回はU200後編です。 |