前回に引き続きnanoblock AWARD2018にエントリーしたNoLimit 部門の「EXPO’70」について解説します。
実は一番最初に作りたいと思ったのは太陽の塔ではなく、パビリオンのひとつの『ガスパビリオン』です。丸くて可愛い特徴あるつるっとした形状をうまく再現したいと1年以上前から白のスロープブロックと格闘?してきました。納得いくかたちになったのがこれです。 スロープブロックを使ってぽっちを隠した前半分と後ろ半分を作成して関節ブロックを表裏に合わせて凹み同士を接続してぽっちを隠しました。 つぎに作り始めたのが、『スイス館』です。これはクリアパーツの組み合わせだけで簡単にできるだろうと思っていたのですが凸凹の雰囲気がなかなか出なかったので、いろいろな組み方を試して決めました。 クリアパーツのみで組んだので下から照明で夜のライトアップできるようにベースもクリアを使用しました。 こんな感じになります。このほうが『スイス館』の特徴がよく出ていていい感じです。 次に手がけたのが、『ソビエト館』です。色は赤と白のストライプで形状もシンプルですが、天にも昇るかのようなカーブが気に入って作ってみました。パビリオンの中ではかなり大きいみたいですが、ほかのパビリオンと同じサイズで作りました。 これは『富士グループ館』です。エアチューブを並べた感じを出したくて1✖1丸を中心にして組んでみましたが、ちょっと雰囲気出たかなってぐらいですかね。チューブの感じは出せませんでしたが、色のグラデーションは満足していて、少し離れて見るといい感じです。 次に、『東芝IHI館』です。ウニのような奇抜なデザインが面白いと思って組んでみましたがやはり難しかったですね。もっと大きなサイズであればもう少し近づけたかもしれませんが、クリアパーツを入れながら雰囲気だけはそれなりに再現できました。 これは、『日立グループ館』UFOからエスカレータが伸びたような形状が面白いです。これはすぐに組めました。 次に『英国館』です。屋上に国旗の柄があるのでわかりやすいです。形状がシンプルなので、悩まずに組めました。 最後に『虹の塔』です。本当は『みどり館』を作るつもりだったのですが、全くうまく作れずに断念したので代わりのパビリオンを探して配色からナノブロック向きかなと思いこれにしました。配色は再現できたので気に入っています。 エントリーがアワードの終盤になったのですが、賑わっている感じを出すために製作の最後の一週間は人を大量に作って並べることに費やしていました。 構想を練り始めた当初は全パビリオンを本来の配置に並べて作ろうかと思ったのですが、パビリオンは全部で118あったらしいこと、敷地もかなり大きかったので断念し、太陽の塔と気に入った8館だけをピックアップして作りました。パビリオンは奇抜で面白いなデザインも多くて難しいながらも面白く作れました。これからも作って楽しい題材を探していきたいですね。 スポンサーサイト
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今回は先月終了したnanoblock AWARD2018について、エントリーした作品について紹介します。
今回はNoLimit 部門には1作品のみエントリーしました。それが「EXPO’70」です。 太陽の塔を大きく中心に配置。下の顔をグレーのブロックで立体的に作成。上の顔は 黄色のブロックにクリアイエローを重ねて金色を表現し、目の部分はくりぬいた部分の奥に関節ブロックにクリアの丸で作りました。 しかし、一番作りたかったのは内部です。この夏に内部公開(予約制)を見に行った記憶を思い返しながら作りました。(内部での写真撮影は禁止だったので目に焼き付けました) 内部は壁が赤色で音の反響を考えた凸凹になっていたので赤のニコイチのブロックを大量に使用して編み込むように組み立てて表現しました。中心には高さ41mの「生命の樹」を表現するためにクリアブルーの2✖2丸ブロックを幹に見立てて組み上げていき枝はスロープブロックを中心に組んでみました。実際には下から上に向かって原生類から哺乳類が各枝に配置されているのですがさすがに大きさ的に難しかったで最下層のアメーバを白のスロープ作ったのと中断にプロントサウルスを中断に作ることで精一杯でした。 塔は背中部分を開閉できるようにしたので閉じるとこうなります。 ちゃんと背中の顔も作りましたよ。 上から見るとこんな感じです。 実際にはもっと多くのパビリオンがあったのですが、気に入ったデザインの8つのパビリオンに絞って太陽の塔の周囲に作りました。実際の大きさの比率とは異なるのですが、どのパビリオンも20✖20のプレート2枚に合わせて作成して全体のバランスを取りました。 実際には太陽の塔を作るよりも1年も前から作り始めていたパビリオンもあるのですが、それについては次回のブログで。 |
今年の nanoblock Award 2017がありました。今回は NoLimit部門に2作品をエントリーしましたので紹介します。
まずは、「那智の滝と三重塔」です。 これは和歌山にある世界遺産の一部です。この作品は出来るだけ省スペースでいかに遠近感を出せるかをテーマに作っていて、奥行きをだすために手前の木々は幹や葉を個別に作っていますが、奥にある山の木はポッチ自身を木々として見えるように意識して緑と深緑のブロックを組んでいます。 三重塔は実際に行って外からや中から見た雰囲気を再現することを重要視して組んでみました。 三重塔の石垣は実はわかりにくいのですが、少し凝って作っています。 立体感をだすために3色のグレーを混ぜてしかも角丸を混ぜることで石垣の雰囲気を再現しています。 滝の後ろの壁についても立体感を出すために少し工夫しています。 ベージュやグレー系のニコイチブロックを使って凸凹を再現しています。 この作品は近くで見るよりも2m離れて見ると奥行きが感じられていい感じです。 もう一つの作品は「天燈鬼と龍燈鬼」です。 奈良の興福寺にある国宝です。数年前に実物を見た時から作りたいなと思っていたんですが、なかなかうまく作れなかったのですが、今回は色を付けて少しデフォルメすることでなんとか形になったかなと思っています。実際に見た像はかなり色あせているのでこの作品の色はほとんど想像ですが。 ちなみに後姿はこんな感じです。 あと、この作品を作るうえでやりたかったことは灯篭に灯を入れることでした。 ちょうど100均で見つけたLEDライトが灯篭にジャストサイズだったのでうまく中に組み込んで灯を点けることができました。灯篭にはクリアだけでなくクリアイエローも混ぜてそれっぽい色と模様を再現しました。 今回のアワードNoLimitのエントリーはこの2点です。忙しかったのとネタ不足でいつもより少なかったので次回はもっと出せるようにしたいですね。 |
nanoblock AWARD 2016で入賞しました!
それもNoLimit部門での準グランプリとプラス部門の優秀賞のW受賞です。ヽ(^。^)ノ この作品紹介記事はこちら これまでの受賞履歴は 2010 「バッタ」で優秀賞 2011 「川を渡るヌーを襲うワニ」で優秀賞 2012-2013 「ナノブロックでQRコード3D」と「ペンギン水槽」で優秀賞 2013 PHOTO 「私の町にナノワールド」で準グランプリ 2013-2014 「天空のプール」で優秀賞 2014 PHOTO 「出窓nano水族館」で優秀賞 2014-2015 「砕氷船」で優秀賞 と毎回地味に入賞はしてきましたが(ここは少し自慢)ビルドコンテストでは優秀賞しかなく、達人の称号は少し不相応かなと思っていたので、今回の準グランプリ受賞は嬉しいだけでなくほっとした部分もあります。 そして、準グランプリが優秀賞と大きく違うのが副賞です。送られてきましたよードーンと。 62cm×44cm×42cmの箱にびっしりと詰め込まれていました。 ビルダーのみなさんのモチベーションアップのためにもぜひ内容をすべて紹介します。 (私も去年まで準グランプリ以上がどんな副賞の内容か知りたかったので) まずは、クリアファイルと賞状。 クリアファイルにはいつものように今回のアワードのエントリー作品が印刷されていました。が、これまでと違うのは今回は入賞作品しか載っていないようです。個人的にはたくさん作品が載っているほうが見ごたえがあるのでいいかなと思います。 次に準グランプリの盾 ガラス製で重量感があって豪華です。大きさは18cm×12cm さてここからが副賞の紹介です。まずはポケモンシリーズ14種 モノクロシリーズも4種 次にNBCシリーズがたくさん。 次にNBHシリーズやNBMシリーズ そして豪華なNBシリーズも あと、本とベーシックセットもありました。 小さなメモ帳とボールペンも2セット プラス部門の優秀賞「ドローンを捕まえるワシ」のメダルと副賞です。 ガラス製のメダルは高級感ありますねー準グランプリの盾に負けてません。副賞はベーシックセットです。 ちょっと最近忙しいのでなかなか次の作品の制作できていないのですが、作りたい作品はあるので時間を見つけて次はグランプリを狙いたいですね。 |